特別支援に使えるプリント・教材サイト10選|学習から生活の支援まで

特別支援に使えるプリント・教材サイト10選。学習プリント、絵カード、予定表のイラスト。

「数の理解に合うプリントがほしい」「書く場所が分かりやすい教材を探したい」「生活の手順を絵で伝えたい」。

子どもの学習や生活を支える教材には、さまざまな種類があります。今回は、特別支援向けのプリントを中心に、学習教材や絵カードを探せる10サイトを紹介します。

掲載されている教材の内容から、探し始める際の目安を整理しました。

各サイトの教材や選び方が分かるよう、公式ページの画面の一部を引用しています。画像を押すと出典の公式ページが開きます。教材の入手・印刷は各公式サイトをご利用ください。

サイト主に探せる教材
すらぷり段階を細かく分けた算数・数学プリント
すたぺんドリル特別支援向けにまとめられた文字・数・時計・お金の教材
いちごドリル書き始めや数のまとまりを示した「配慮版」プリント
アシスティ/まなとも広場一対一対応、ひらがな、助詞などのプリント
授業ネタポスト問題が変わる算数プリント、画面上で使う教材
日本PIC研究会シンボルを使ったマッチング、漢字、生活の教材
ちびむすドリル幅広い学年の学習プリント、言葉・会話の教材
ぷりんときっず就学前から小学校低学年の文字・数・運筆の教材
たーとるうぃず気持ちや要求を伝える絵カード、生活場面のプリント
絵カードセンターイラストや写真から作る絵カード
目次

1.すらぷり――算数・数学を細かな段階に分けて練習できる

すらぷり公式ページの時計教材の見本と一覧。例題と確認のプリントが並んでいる。
時計教材の見本とプリント一覧。例題から確認へ進む構成を、実際の画面で確かめられます。引用:すらぷり「なんじ なんじはん」の公式画面の一部(2026年10月5日)。

すらぷりは、発達障害のある子どもの学習を考えて作られた無料プリントサイトです。算数・数学を中心に、例題を見ながら取り組む教材から、自分で確認・練習する教材まで段階を分けています。すらぷり公式サイト

新しい解き方を一度に覚えることが難しいときや、同じ内容を繰り返し練習したいときの候補になります。家庭だけでなく、学校や塾、団体でも無料で利用できます。ただし、編集、クレジットの削除、販売、Webでの再配布は禁止されています。利用規約

2.すたぺんドリル――特別支援向けの教材を教科・内容から探せる

すたぺんドリル公式ページに掲載された、イラスト付きのなぞり書きと点つなぎの教材見本。
運筆のなぞり書きと点つなぎの見本。線の形やイラストの違いを見比べて選べます。引用:すたぺんドリル「特別支援教育 学習プリント教材集」の公式画面の一部(2026年10月5日)。

すたぺんドリルには、特別支援教育で使う学習プリントをまとめたページがあります。ひらがな、運筆、漢字、語彙、時計、お金、算数など、取り組みたい内容から教材を探せます。特別支援教育の学習プリント集

文字の練習だけでなく、はさみやのりを使う教材、形や位置を考える教材も紹介されています。学習の準備となる活動から、教科の補助教材まで幅広く見比べたいときに参考になります。

3.いちごドリル――紙面の手がかりを増やした「配慮版」がある

いちごドリル公式ページのひらがな・カタカナの配慮版見本。書き始めの緑の印と、見本からなぞり書きへ進む紙面が見える。
書き始めの印や、見本からなぞり書きへ進む構成を実際の紙面で確認できます。出典:いちごドリル「療育プリント・小学生向け」の公式画面の一部(2026年10月4日)。教材は公式ページから入手できます。

いちごドリルでは、運筆、ひらがな、カタカナ、数、お金、時計などのプリントを公開しています。「配慮版」には、文字の書き始めを示す、数を10の枠で表す、運筆の道を広くするといった工夫があります。掲載教材は登録なしでダウンロード・印刷できます。療育・特別支援向けプリント一覧

「どこから書くのか」「数がいくつあるのか」を紙面で確かめながら取り組む教材を探すときの候補になります。教育・保育施設での無料配布も認められていますが、ロゴや出典、改変に関する条件を確認して使いましょう。利用規約

4.アシスティ/まなとも広場――数や言葉の基礎を扱う教材がある

アシスティ公式ページの給食の配膳教材。食材を並べた見本と、同じ配置の枠付きトレーが見える。
給食の配膳を練習する見本と枠付きの教材。同じトレーの配置を見て、食材と置く場所を対応させる教材です。引用:アシスティ「一対一対応プリント」の公式画面の一部(2026年10月5日)。

アシスティ/まなとも広場には、数と物を一つずつ対応させる教材、ひらがなのなぞり書き、助詞、数の合成・分解など、特別支援教育の視点で作られたプリントが掲載されています。学習プリント一覧

物と数の対応を確かめたいときや、言葉の使い方を練習する教材を探すときに参考になります。無料利用の案内はLINE経由で行われており、会員向けサービスもあります。取得方法と無料で使える範囲を確認して利用してください。一対一対応プリントの案内

5.授業ネタポスト――問題を変えて繰り返し印刷できる

授業ネタポスト公式サイトの「ひとともののかず」。授業形式、チャレンジ、無限プリントの入口が並んでいる。
一つの単元から授業形式・チャレンジ・無限プリントを選べる画面。画面上で使う教材と印刷する教材の入口が分かれています。引用:授業ネタポスト公式サイトの公式画面の一部(2026年10月5日)。

授業ネタポストは、特別支援学級、児童デイ、家庭で使うことを想定した無料教材サイトです。数、足し算、引き算、時計などに、画面上で使う教材と印刷用プリントがあります。授業ネタポスト公式サイト

印刷用ページでは問題の内容がランダムに変わるため、同じ単元で異なる問題を用意できます。反復練習の候補を探す際に便利です。問題と答えを対応させるため、解答付きの用紙も一緒に印刷するよう案内されています。引き算プリントの例

6.日本PIC研究会――シンボルを使って学習や生活を支える

日本PIC研究会公式ページの教材見本。果物のシンボルと写真を合わせる教材と、動物の写真を仲間分けする教材。
シンボルと写真を合わせる、写真を仲間分けする教材の見本。絵記号と実物の写真を結び付ける構成を確認できます。引用:日本PIC研究会「教材 ダウンロード」の公式画面の一部(2026年10月5日)。

日本PIC研究会では、意味を絵で表すPICシンボルを使った教材を公開しています。シンボルと写真のマッチング、気持ち、スケジュール表、買い物リスト、漢字学習プリントなどがあり、教材ごとに使い方の説明も付いています。教材ダウンロードページ

文字だけの教材に加えて、絵を手がかりにする教材を探したいときの候補になります。ダウンロードは無料ですが、改変や商用利用には制限があります。事業所での利用や教材への転載は、同ページの条件を確認してください。

7.ちびむすドリル――学習と言葉の教材を幅広く探せる

ちびむすドリル公式サイトの幼児教材と小学生教材の入口。ひらがなや数、漢字、算数などの教材を探せる。
公式サイトでは、幼児と小学生などの入口から教材を探せます。学年の入口を目安に、取り組む内容から選んでみてください。出典:ちびむすドリル公式サイトの画面の一部(2026年10月4日)。

ちびむすドリルは、幼児から中学生までの学習教材を公開しているサイトです。ひらがな、漢字、計算など、取り組みたい内容からプリントを探せます。ちびむすドリル公式サイト

言葉の絵カード、会話の練習、お話づくりに使う教材もあります。絵を見ながら言葉を確かめたり、出来事の順番を考えたりする教材を探す際にも参考になります。文字・言葉・会話の教材

8.ぷりんときっず――文字・数の学習の入口になる教材がある

ぷりんときっず公式ページの運筆教材一覧。なぞり書き練習とシンプル迷路の見本が載っている。
なぞり書き練習とシンプル迷路の教材一覧。見本を見ながら線の形や道の複雑さを比べられます。引用:ぷりんときっず「運筆プリント」の公式画面の一部(2026年10月5日)。

ぷりんときっずは、就学前から小学3年生までの学習プリントを公開しています。なぞり書き、迷路、ひらがなカード、数の比較など、基礎となる教材が整理されています。ぷりんときっず公式サイト

文字を書く練習を始める前に、線をなぞる教材や迷路を探すときにも候補になります。教材を紹介する際は、PDFの直接リンクやデータのネット配布を避け、掲載ページのURLを共有しましょう。利用規約

9.たーとるうぃず――気持ちや困りごとを伝える教材がある

たーとるうぃず公式案内の絵カード見本。「飲みたい」「トイレ」「もっと」「くつ」の4枚。
公式案内に掲載されている絵カードの見本。「飲みたい」「トイレ」「もっと」「くつ」の実際の絵柄を確認できます。引用:たーとるうぃず「絵カードセット」の公式画面の一部(2026年10月5日)。

たーとるうぃずには、生活、気持ち、要求を伝える絵カードと、日常の困った場面について一緒に考えるプリントがあります。時間や次の予定を確認する「見えるタイマー」も無料で公開されています。支援教材・ツール一覧

「助けてほしい」「説明が分からない」といったことを伝える教材や、活動の終わりを確認する道具を探すときの候補になります。

10.絵カードセンター――身近な写真を使ったカードを作れる

絵カードセンター公式ページの作成メニュー。コバリテ・イラスト、ドロップス・シンボル、手元画像、文字の4つの入口。
絵カード作成メニューの一部。イラストやシンボルを選ぶ入口と、手元の写真・画像から作る入口があります。引用:絵カードセンター「絵カードメーカー」の公式画面の一部(2026年10月5日)。

ザ・プロンプト!絵カードセンターでは、イラストや手持ちの写真から絵カードを作れます。カードの作り方や使い方の解説もあり、本人が使う持ち物や身近な場所をカードにしたいときに参考になります。絵カードセンター公式サイト

家庭や学校での利用は無料です。学校以外の法人内利用や商用・業務利用には、有料ライセンスが必要なので、放課後等デイサービスなどで使う場合は事前に確認してください。商用・業務利用ガイドライン

教材を選ぶときは、まず「どの場面で、何を助けたいか」を一つ決めてみましょう。そのうえで、見本の問題数、文字の大きさ、絵や説明の量を見比べると、候補を絞りやすくなります。

学年の表示も参考にしながら、本人が今取り組める内容を選び、まずは一つの教材を試してみてください。学校や事業所で配布する場合は、印刷物の配布とデータの共有で条件が異なることがあるため、各サイトの利用案内も確認しましょう。

※掲載内容・利用条件は2026年10月4日時点の公式情報を確認しています。

こども支援ノートの資料・ツールも探す

気持ちを伝えるカード、1日の予定表、生活の手順など、こども支援ノートでも支援に使う資料とWebツールを公開しています。使う場面に近いものから探してみてください。

見本をどう見比べるか迷ったら、特別支援プリントの選び方|文字・問題数・手がかりもご覧ください。

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この記事を書いた人

ふくろうのアバター ふくろう 公認心理師 / こども支援ノート運営

公認心理師。心理職として10年、児童相談所・放課後等デイサービス・福祉施設などを経験。こども支援ノートを個人で運営しています。

子ども本人の希望や表現方法を大切にしながら、活動の見通し、気持ちの伝え方、支援の振り返りに役立つ資料やWebツールを紹介しています。

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