「数の理解に合うプリントがほしい」「書く場所が分かりやすい教材を探したい」「生活の手順を絵で伝えたい」。
子どもの学習や生活を支える教材には、さまざまな種類があります。今回は、特別支援向けのプリントを中心に、学習教材や絵カードを探せる10サイトを紹介します。
掲載されている教材の内容から、探し始める際の目安を整理しました。
各サイトの教材や選び方が分かるよう、公式ページの画面の一部を引用しています。画像を押すと出典の公式ページが開きます。教材の入手・印刷は各公式サイトをご利用ください。
| サイト | 主に探せる教材 |
|---|---|
| すらぷり | 段階を細かく分けた算数・数学プリント |
| すたぺんドリル | 特別支援向けにまとめられた文字・数・時計・お金の教材 |
| いちごドリル | 書き始めや数のまとまりを示した「配慮版」プリント |
| アシスティ/まなとも広場 | 一対一対応、ひらがな、助詞などのプリント |
| 授業ネタポスト | 問題が変わる算数プリント、画面上で使う教材 |
| 日本PIC研究会 | シンボルを使ったマッチング、漢字、生活の教材 |
| ちびむすドリル | 幅広い学年の学習プリント、言葉・会話の教材 |
| ぷりんときっず | 就学前から小学校低学年の文字・数・運筆の教材 |
| たーとるうぃず | 気持ちや要求を伝える絵カード、生活場面のプリント |
| 絵カードセンター | イラストや写真から作る絵カード |
1.すらぷり――算数・数学を細かな段階に分けて練習できる

すらぷりは、発達障害のある子どもの学習を考えて作られた無料プリントサイトです。算数・数学を中心に、例題を見ながら取り組む教材から、自分で確認・練習する教材まで段階を分けています。すらぷり公式サイト
新しい解き方を一度に覚えることが難しいときや、同じ内容を繰り返し練習したいときの候補になります。家庭だけでなく、学校や塾、団体でも無料で利用できます。ただし、編集、クレジットの削除、販売、Webでの再配布は禁止されています。利用規約
2.すたぺんドリル――特別支援向けの教材を教科・内容から探せる

すたぺんドリルには、特別支援教育で使う学習プリントをまとめたページがあります。ひらがな、運筆、漢字、語彙、時計、お金、算数など、取り組みたい内容から教材を探せます。特別支援教育の学習プリント集
文字の練習だけでなく、はさみやのりを使う教材、形や位置を考える教材も紹介されています。学習の準備となる活動から、教科の補助教材まで幅広く見比べたいときに参考になります。
3.いちごドリル――紙面の手がかりを増やした「配慮版」がある

いちごドリルでは、運筆、ひらがな、カタカナ、数、お金、時計などのプリントを公開しています。「配慮版」には、文字の書き始めを示す、数を10の枠で表す、運筆の道を広くするといった工夫があります。掲載教材は登録なしでダウンロード・印刷できます。療育・特別支援向けプリント一覧
「どこから書くのか」「数がいくつあるのか」を紙面で確かめながら取り組む教材を探すときの候補になります。教育・保育施設での無料配布も認められていますが、ロゴや出典、改変に関する条件を確認して使いましょう。利用規約
4.アシスティ/まなとも広場――数や言葉の基礎を扱う教材がある

アシスティ/まなとも広場には、数と物を一つずつ対応させる教材、ひらがなのなぞり書き、助詞、数の合成・分解など、特別支援教育の視点で作られたプリントが掲載されています。学習プリント一覧
物と数の対応を確かめたいときや、言葉の使い方を練習する教材を探すときに参考になります。無料利用の案内はLINE経由で行われており、会員向けサービスもあります。取得方法と無料で使える範囲を確認して利用してください。一対一対応プリントの案内
5.授業ネタポスト――問題を変えて繰り返し印刷できる

授業ネタポストは、特別支援学級、児童デイ、家庭で使うことを想定した無料教材サイトです。数、足し算、引き算、時計などに、画面上で使う教材と印刷用プリントがあります。授業ネタポスト公式サイト
印刷用ページでは問題の内容がランダムに変わるため、同じ単元で異なる問題を用意できます。反復練習の候補を探す際に便利です。問題と答えを対応させるため、解答付きの用紙も一緒に印刷するよう案内されています。引き算プリントの例
6.日本PIC研究会――シンボルを使って学習や生活を支える

日本PIC研究会では、意味を絵で表すPICシンボルを使った教材を公開しています。シンボルと写真のマッチング、気持ち、スケジュール表、買い物リスト、漢字学習プリントなどがあり、教材ごとに使い方の説明も付いています。教材ダウンロードページ
文字だけの教材に加えて、絵を手がかりにする教材を探したいときの候補になります。ダウンロードは無料ですが、改変や商用利用には制限があります。事業所での利用や教材への転載は、同ページの条件を確認してください。
7.ちびむすドリル――学習と言葉の教材を幅広く探せる

ちびむすドリルは、幼児から中学生までの学習教材を公開しているサイトです。ひらがな、漢字、計算など、取り組みたい内容からプリントを探せます。ちびむすドリル公式サイト
言葉の絵カード、会話の練習、お話づくりに使う教材もあります。絵を見ながら言葉を確かめたり、出来事の順番を考えたりする教材を探す際にも参考になります。文字・言葉・会話の教材
8.ぷりんときっず――文字・数の学習の入口になる教材がある

ぷりんときっずは、就学前から小学3年生までの学習プリントを公開しています。なぞり書き、迷路、ひらがなカード、数の比較など、基礎となる教材が整理されています。ぷりんときっず公式サイト
文字を書く練習を始める前に、線をなぞる教材や迷路を探すときにも候補になります。教材を紹介する際は、PDFの直接リンクやデータのネット配布を避け、掲載ページのURLを共有しましょう。利用規約
9.たーとるうぃず――気持ちや困りごとを伝える教材がある

たーとるうぃずには、生活、気持ち、要求を伝える絵カードと、日常の困った場面について一緒に考えるプリントがあります。時間や次の予定を確認する「見えるタイマー」も無料で公開されています。支援教材・ツール一覧
「助けてほしい」「説明が分からない」といったことを伝える教材や、活動の終わりを確認する道具を探すときの候補になります。
10.絵カードセンター――身近な写真を使ったカードを作れる

ザ・プロンプト!絵カードセンターでは、イラストや手持ちの写真から絵カードを作れます。カードの作り方や使い方の解説もあり、本人が使う持ち物や身近な場所をカードにしたいときに参考になります。絵カードセンター公式サイト
家庭や学校での利用は無料です。学校以外の法人内利用や商用・業務利用には、有料ライセンスが必要なので、放課後等デイサービスなどで使う場合は事前に確認してください。商用・業務利用ガイドライン
教材を選ぶときは、まず「どの場面で、何を助けたいか」を一つ決めてみましょう。そのうえで、見本の問題数、文字の大きさ、絵や説明の量を見比べると、候補を絞りやすくなります。
学年の表示も参考にしながら、本人が今取り組める内容を選び、まずは一つの教材を試してみてください。学校や事業所で配布する場合は、印刷物の配布とデータの共有で条件が異なることがあるため、各サイトの利用案内も確認しましょう。
※掲載内容・利用条件は2026年10月4日時点の公式情報を確認しています。
こども支援ノートの資料・ツールも探す
気持ちを伝えるカード、1日の予定表、生活の手順など、こども支援ノートでも支援に使う資料とWebツールを公開しています。使う場面に近いものから探してみてください。
- 印刷用の資料を探す:見本や使い方を確認してダウンロードできます。
- Webツールを探す:タイマーや予定づくりなど、画面上で使う道具を選べます。
- はじめての方・印刷方法:資料を選んで試す手順と、印刷の確認点を案内しています。
見本をどう見比べるか迷ったら、特別支援プリントの選び方|文字・問題数・手がかりもご覧ください。


コメント
コメント一覧 (1件)
[…] 候補を広く探したい方は、特別支援に使えるプリント・教材サイト10選もご覧ください。学習プリント、絵カード、生活の教材を目的別に紹介しています。 […]